…（平成26年・2014/11/16/日曜）…【シュメル・sumer】人に付いて…

…【シュメル・sumer】人とは何かと言えば…『図説・古代オリエント事典』（大英博物館版・編者⇒ ピョートル・ビエンコウスキ＆アランミラード…監訳者⇒ 池田裕〈ユタカ〉・山田重雄・翻訳者⇒ 池田潤〈ジユン〉・山田恵子・山田雅道〈マサミチ〉・東洋書林）…に因りますと、其の人達の国の位置は【バビロニア南部】（ニップルより南部）とされていて、其れは【イシン】（古代都市名）の西に位置するユーフラテス河を隔てた近辺をも含み、其処は【ウトナピシュティム】（アッカド文書…アトラハシス＆ギルガメシュ叙事詩に記載）の都市を含みます。そして其の【シュメル・sumer】の語元は、【バビロニア語シュメルム…sumerm】（ニップル以南を意味する言語に由来）とされ、其の呼称（名称）は、「単民族を意味表す名称」では在りません。従って、『旧約聖書』に従えば【ユダヤ民族】も、此の【シュメル・sumer】人の範疇に入ります。因みに、【シュメル・sumer】の最高神は【エンリル…Enlil】で在り、其処は、シュメルの最北端に位置する【ニップル】の【エ・クル神殿】（偉大な山の家＆異邦の地の王と呼ばれていた）に祭られていました。

…【シュメル】神話の最高神は【エンリル】。つまり、【ニップル】から発掘された粘土板文書に因ると、【アトラハシス文書】及び【ギルガメシュ叙事詩】の内容より遙かに古い【大洪水伝承・物語】が記された文書が発見（ニップル遺跡・シュメル語の粘土板文書)されています。然し、『旧約聖書』に記す【大洪水・物語】は、【シュメル】地域に発生する【洪水】では在りません。然して、此の謎解きは…「1872年・ラッサムに因る【ニネベ・発掘粘土版】の内容」…の考察を以て解明できる可能性があります。因みに…【アッシュルバニパル王】は、洪水以前に書かれた【古代粘土板】を読んだ」（図書館・文庫364ページ)…と自慢しています。此の事に付いては、又、別の項目のブログに書こうと思っています。

…此の続きは後日と致します…

 …（ランキング）↓　↓　↓　← 　（クリック）…宜しく…

　　　…
　　　　　　　にほんブログ村

…